中古車屋のぼったくりコーティングにご注意を

「お客様がキレイな車に乗り続けられるように!ではなく、単純に車+αの儲けが欲しい。」

これが本音ではないでしょうか。

注!全ての中古車屋さんという意味ではありません。でも、当てはまらない店を探すのに苦労するくらい少ないかも。

 

ボッタクリ店でコーティングしてもらうより自分でやった方が絶対に良いという話をします。

中古車屋さんが読んだら怒りそうですが、磨きは技術が必要なのに中古車仕上げしかしたことが無い腕で磨き、脱脂もせずに硬化型ガラスコーティングを施工し、トップコートもせずに引き渡していませんか?

外注先に「素人目にキレイなら良いから」と安くやらせていませんか?

そもそも腕のある職人さんを探すのは自分に見る目が無いと無理です。職人さんを見つけられたとして、安い仕事を受けてくれるかも分かりません。

外注を使うという事は、その後のメンテナンスも自社で出来ないでしょう。お客様にその後の事についてどう案内しますか?

 

個人的には今までの業界の流れはこんな感じじゃないかなと思っています。どうも4番目を繰り返しているように見えるんです。

 

昔々の話。車をキレイに保つには定期的なワックスがけが必要。でもワックスの効き目は良く持って2か月。雨が降ればほとんど落ちてしまう。作業も大変。

3年間ノーワックスで水洗いでキレイを保てる”ポリマーコーティング”が勧められる。でも洗車をマメにしないと結局1年足らずでウォータースポットや油分汚れが定着し、キレイではなくなってくる。

ポリマーでは耐久性が低いからということでガラスコーティングが出てくる。従来のポリマーより耐久性が高いことで、金額も高く儲けも大きいから車屋さんが勧める。でも洗車をマメにしないと結局水道水や井戸水によるスケール汚れが堆積してキレイではなくなる。

◎ディーラーや中古車屋で「水洗いでキレイになるのが5年続く」と勧められて高い金を払ってガラスコーティングしたのに、水洗いではキレイを保てない事に気付く。原因は洗車のやり方や頻度に問題があるのに商談時には説明されない。なぜならユーザーは面倒を無くすためにコーティングしたいのに、どっちみち面倒だと思われると売れなくなるから。または具体的に説明できないから。(営業マンには儲けを増やす為にコーティングを勧めろ。値引きのネタに使えと教育されている?)

自分でなんとかしようという人に向けて、オートバックス等で自分で出来るコーティング剤が並び始める。でも弱い上にワックスより高く、施工後の変化もたいして無いため海外製に目を向ける人も出てきて個人輸入で出回り始める。

国内メーカーからも簡単で施工後の効果を一般ユーザーでも体感できるレベルのものが出て広まる。洗車のやり方が今までのものでは全くダメな事も根拠と共に広まるが、強力な酸性ケミカルが時間差で効きすぎて塗装を傷める例も出てくる。

研磨に目を向ける人が増え、安価なポリッシャーが続々と出てくる。

施工が簡単で効果を体感できるのは最低ラインとなり、艶全振り、水滴が滑り落ちる速度や細かさ全振り、耐久性全振り、施工性全振り等々、ハッキリと特徴を出した製品が出てくる。

付着する汚れの種類が認知され、対策も明確になる。ディーラーのコーティングが必ずしも悪いものでは無い事も認知され、頑丈なコーティングを土台として、スプレータイプで保護する合理性も認知され始める。

↑今ここ↑

 

ざっくりこんな感じではないでしょうか。

洗車に凝り始め、洗浄に凝り始め、スプレータイプのコーティングや高級ワックスに凝り始め、どんどん目が肥えてくると、必ず注目するのが磨き。YOUTUBEでも磨きのレクチャー動画がいくつもあります。でも多くの場合、真似てもうまくいかないんです。僕自身が動画をアップしてコメントに返信しているので解ります。

理由は簡単です。自転車の乗り方を動画で見ても絶対に乗れるようになりませんよね。でも、実際に隣について教えてもらって、何度か乗ってコツを掴めば乗れるようになります。自転車とポリッシャーはとてもよく似ています。

また、動画では室内でやっているのに自分でやる時は屋外という違いも大きいんです。自転車で例えるなら、動画では体育館で説明しているのに、自分がいるのは砂浜。それくらい違います。

 

このあたりを、初めてポリッシャーを使う方でも1日で磨けるようになるのが当店の研磨講習です。昔から僕は「教えるのが上手いね」と言われます。自慢話では無く、僕自身が天才ではなく出来ない人だから、何度も失敗して出来るようになって振り返ると、何をどの順番でどう例えれば伝わるかが分かるんです。自転車の例え、分かりやすかったでしょう?

たくさん失敗しているのも、今となっては宝です。

 

磨きに興味が出てきて、今まさにAmazonでポリッシャーを探しているなら、買う前に講習を受けに来て下さい。うちにある8つのポリッシャーを触ってみて買うものを決めて下さい。うちにあるコパウンドを使ってみて、買うものを決めて下さい。僕のように無駄金や無駄な時間を使う必要はありません。よく解らずに買うと講習代と同等の3万円の損では済みませんから。

磨きって楽しい!と思えるスタート地点までご案内します。

 

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