ポリッシャーで磨いてみたけど傷だらけになった

YOUTUBEでレクチャー動画をいくつも出していますが、コメントやXのDMで

「藤澤さんのおすすめされている道具を一式買って挑戦したら傷だらけになってしまいました(泣)」

という悲しい報告を頂きます。

そういう視聴者さんには個別でしっかり対応していて、どんな状態になってしまったか写真を送ってもらったり、僕が撮り方を指定して動画を撮ってもらったりして、原因と対策をお伝えしてきました。

すると、ある共通点が見えてきました。それは…

『みんなビビりすぎている』

という点です。

 

無理もありません。ダブルアクションポリッシャーとスポンジバフ、コンパウンドは3Mのハード2。言うなれば最終仕上げ用の組み合わせ。これで磨いて傷だらけになっているのを見ているわけですから、恐怖心を持って当然です。でも、僕が送ってもらった画像や動画を見るに

『それはポリッシャーでつけた傷ではない』

のです。

 

からくりはこうです。

洗車傷が無数に入ったボンネットをなんとかキレイに出来ないかと、オートバックスのワックスコーナーの棚の前で、いかにも傷が無くなりそうな文句で売られているものを塗ってみる。若干マシになったかも?と思って続けていくと、さらにマシになる。もっと強力なのは無いか?とまた買いに行き、別のを試す。

これを繰り返して、ワックスの上にレジン、さらにフッ素、またワックス…どんどん積もっていき、傷が隠れてきた。

でも、洗車方法自体は変わっていないので、また傷が気になってくる。

「もう磨くしかないか。藤澤さんがこのポリッシャーが良いと言ってるし安いから買ってみよう。」

京セラRSE1250を買う。

コンパウンドは3Mハード2が安全だそうだ。バフはアストロプロダクツのソフト。

さぁ!やってやるか!と意気込んで磨いてみる。

ところが、機材を上手く使えない。機材が能力を発揮しないとコンパウンドも仕事しない。その結果…

 

『今まで塗り重ねてきたものをキレイさっぱり取り去っただけ』

 

となる。そして、元々あった無数の洗車傷がこんにちはと。

 

これホント多いんです。そのこんにちはした傷を

「あーーーやっちまったーーー!やっぱ自分じゃ無理なんだ…。」

よし、藤澤の動画にコメントしよ。こうなるわけです。

 

これを解決するのは簡単。3Mハード1(一つ粗いコンパウンド)でしっかり当ててやれば解決します。でも、気持ちがそうさせてくれない。なぜなら細かいコンパウンドで傷だらけになっているのに、粗いコンパウンドなんて使う気になれないから。でも僕には分かる。

「その傷はハード2の傷ではない」

ということが。

 

このエピソードから学べる事は、ボンネットを見て、傷を分別できるかが大事ということです。これを身に着けるには、洗車傷の無い状態で磨いてみて、磨きによってつく傷を見て覚える工程が必要です。もちろん研磨講習で分かるようになります。

見比べれば一目瞭然。ランダムな方向にランダムな深さで入っている洗車傷と、規則性のある方向に一定の深さで入っている傷は、見分けやすいんです。それが見分けられれば、あとはコンパウンドを細かくして、力加減をしてやればOK。

 

あなたが今思っている事を当てます。

「読んでも分かんねぇ…」

ですよね。皆さんそうです。自転車の乗り方を文章で説明しているようなものなので、分からなくて当然です。

でも、僕が自転車の後ろを支えて

「はい!漕いでー!そうそうその調子!前だけ見てー。」

ってやれば乗れそうでしょう?

それをやっているのが研磨講習です。

 

磨けるようになると、文字通り

”劇的ビフォーアフター”

です。楽しくて仕方ないです。誰かの車を磨きたくなります。職場の駐車場で自分の車が一番輝いてる。最高でしょ?

 

洗車好き、車好き、バイク好きの方には是非受けて頂きたいです。

YOUTUBEではどうやら”とっつきにくい人”という印象を持たれるようですが、全然そんなことはありません。しかし、おちゃらけキャラでもありません。スパルタではありませんが、テキトーでもありません。

イメージ的には、危険を伴う川下りやダイビングを楽しく体験するためにいるインストラクターのような感じだと思って下さい。

 

どうぞお気軽にお問い合わせください。問い合わせたから受講しなければいけないなんてことはありません。まずはあなたの現状を教えて下さい。あなたに最適な内容を作ります。その上で、受けるかどうか検討して下さい。

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